人生100年なら 1/4が終了した
またひとつ歳をとった。
人生100年時代と言われている現代、25歳を終えたことで人生の1/4が終了したことになる。
私はおっちょこちょいで出来ないことだらけ。
世の中を見渡せば優れた人がゴロゴロいる。
私ときたら日々自分の非力さを悩ましく思いつつ生きていて、決して優秀な部類の人間ではない不器用な1人のポンコツ。
複雑な機能不全家族の元で育ち、残念ながら幼少期に健全な親の愛を手に入れることはできなかった。
色々と努力はしてみたけれど普通の人と同じ思い出は取り戻せないし、同じ感性を持つことは出来ない。
でもそれを恨めしく思って他者を陥れたりみっともない生き方をして落ちぶれたくはない。清らかで在りたい。誇りを失わないようにしたい。
酷く殴られた時も明けない夜はないと信じ、少しでも楽しい時間が増えるようもがいてきた。
挑戦するほど己の甘さを嫌というほど思い知り、勉強するほど無知で恥ずかしくなる。
人に向き合えば己の器の小ささに落ち込み、気持ちを上手に言語化できない不器用さに傷付く。
ハッピーまみれな生活なんてありえない。
それでもたまに楽しい出来事が降ってきて痛みが嘘みたいになくなる瞬間が訪れる。それで良い。そのくらいで丁度いい。
痛い思いをするのは嫌だけど、痛みに鈍感になってしまうことはもっと恐ろしい。
痛いものをきちんと痛いと感じることのできる感性を保ち続けたい。
自分がどうしようもなく情けない奴に思える時には、自分の可能性を信じて私なら出来ると言い聞かせる。
結果が出た時は周りのお陰、満足したらそこで終了、一番辛かった時の気持ちを思い出すこと。気を緩めればいつでも転落する恐れがあると危機感を持つ。勝って兜の緒を締める。
どんなに苦しくても辛くても理不尽でも不公平でも、残念ながら誰もその不幸を肩代わりしてはくれない。
最後に頼れるのは自分しかいない。
自分の幸せに責任を持つことが出来るのは自分しかいない。
幸せになって、周りも幸せにしたいのなら覚悟を決めなくてはいけない。
今年もきっとたくさん失敗するし傷つくし落ち込むし、自分に絶望する場面は避けられない。
しかし転ぶたびにどう起き上がったかの積み重ねでしか自分磨きは出来ない。
私は自分を支えてくれた友達に恩返しがしたいと思っている。その恩返しは、私がちゃんと自分に納得し幸せな日々を送ること。
だから真摯にACと向き合い、どんなに転んでも傷付いても這い上がるつもりだ。
今年もポンコツ代表として、へたれなりに幸せを探していきたいと思います。