15年間虐待してきた母は不倫して家を出て行った
母が不倫して家出 父子家庭へ
母の不倫
散々虐待してきた挙句、母は不倫して家を出て行った。
相手は近所の美容師さんだった。
私が中学2年生の頃ぐらいだったと思う。
母がどんどん綺麗になっていった。少し痩せて、服や化粧が派手になった。
父と同じ寝室で寝なくなった。毎晩誰かと電話していた。
機嫌の良い日が増えた。家にいる日が減った。
相手の美容師さんはずっと近所でも評判の良い美容室の店長だった。
幼い頃から私もずっとその人にカットしてもらっていて、よく知っている人物だった。
どうしても相手の男性と一緒になりたいということで、母は家を出て行った。
ただ表面上は、別れて相手と一緒に暮らすのではなく、父の性格に我慢ならなくなったからということになっているらしい。
自分を正当化するためか、母は私にどれだけ父が至らなくてダメな人間なのかを毎日毎日言って聞かせ、自分はかわいそうなんだと説明してきた。
だから父と離婚することは仕方ないことなんだと。
父子家庭へ
母は私たち姉妹を引き取ることはしなかった。
経済的に父親と一緒にいた方がいいだろう、とか、子供まで取り上げるわけにはいかないという理由で。
父子家庭になってほっとした
虐待からの解放
母が何とかかんとか自分を正当化するために色々言い訳してたりとか、家事をすべてこなさなきゃという心配とか不安とか、母がいなくなって寂しいとか、そんなことよりも何よりも、
「殴られなくなる!!」
だから2人の離婚は私にとっては喜ばしいことだった。
殴られなくていい生活がくると思わなかった。
母への怒りや恨みなんて何もない。どうでもいい。だって自由が待ってるから。
皮肉にも母のお陰で、基本的な家事は全部できるようになっている。
自分で生活できる!!
嬉しくて嬉しくてたまらなかった。
その後の人生、ネグレクトで辛い思いをすることになるとは思わず・・・。
今思うこと
父子家庭になってから社会人になって家を出るまで、本当に苦しかった。
だけど今は父に引き取られて本当に良かったと思っている。
今、自由になれたのは母が私を捨ててくれたからだ。
今日も支えてくれた友人と、仕事があることに感謝。
ありがとう、ではでは~
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